人馴れしない保護猫と距離を縮められたのは根気と見返りを求めない愛情だった

うちの猫は今でこそ家族にべったりの

甘えん坊ですが、

我が家に来たときは中々慣れず、

約1年も触らせてくれませんでした。

 

そんな彼女にどうやって接し、

歩み寄ることに成功したのか

我が家の体験談をお伝えします。

 

保護施設から引き取った、人馴れしない猫だった

 

うちの子は保健所経由の保護施設から

引き取ったんですが、

なかなか人馴れしてくれませんでした。

 

 

しかし初めは、たとえ触れなくても

ご飯は食べてくれるし、攻撃するわけでもなく

ただ人との距離が遠いというか、

近づくと「ささーっ」と逃げてしまう感じだったのですが、

その子が家でのんびり過ごせているなら

それでいいかなと思っていました。

 

なので、その猫の部屋をひと部屋作り、

そこで気ままに過ごしてもらっていました。

 

 

しかし私に子供が生まれ、子供との触れ合いや

成長を考えた時、お互いのためにも

もう少し触ることに慣れてもらって、

家族という認識を持ってもらいたいな

人との距離を近づけることができたらいいな

と思うようになりました。

 

 

猫と歩み寄る為に私が実践した方法

一度人に捨てられていることによって

人間への信頼というものが失われている状態でしたので、

歩み寄るにはまずはとにかく

「人間を信じてもらう」ことだなと思いました。

 

 

そのためには、同じ空間で同じように生活して

人の動きや音に慣れてもらい、

その猫への視線や声かけなどにも慣れてもらおうと思い、

とにかく一緒に過ごしました。

 

 

子供が小さく昼間はなかなか難しかったので、

夜、子供が寝たあとは自分がその猫の部屋に入り、

まずは特に構うでもなく、

自分のしたいこと(ネット見たり本読んだり)をして、

その部屋に簡易ベッドを置いて一晩そこで過ごす。

 

という生活を約3ヶ月続けました。

 

 

その間に徐々に、その猫に話しかけたり、

ちょっと猫じゃらしで遊びに誘ってみたり

(ほぼ無視でしたが笑)、

少しずつ少しずつ距離を縮めていきました。

 

 

急に立ちあがったり、大きな音を出すと、

びっくりして自分のケージの中にぴゅっと入ってしまうので、

なかなか進展しませんでしたが、

 

自分の家族にしようと決めて引き取った時に、

その子の悲しそうな目というか

少し心にポッカリと穴が開いたような、

何か諦めてしまったような光のないその目を見た時に、

この子がこんな気持ちのまま人生(猫生?)を

終わって欲しくないと思って引き取ったので、

 

「自分にも家族がいるんだ」

「甘えることをしてもいいんだ」

と思って欲しかったんです。

 

 

こちら側のエゴかもしれませんが

とにかく必死で粘って粘ってゆっくりゆっくり

距離を縮めていきました。

 

 

そして3ヶ月ほど経った頃、朝起きたら

布団の足元の方が少し重たかったんです。

 

もしかして・・・と思い、そっと足元を見ると、

布団の隅に遠慮がちにその猫が

丸くなって寝ていました。

 

 

びっくりしたのと嬉しいので、布団の中で泣きました。

 

 

布団を動かしたら、驚いてまた

自分のケージに入ってしまいましたが。

 

 

でも大きな一歩でしたので、それからも諦めずに

その部屋で夜は過ごすことを続けて行ったところ、

だんだんその子からリビングに遊びに来てくれるようになり、

 

それからご飯の時は、人間のご飯の時に

食卓の下に猫のご飯を置くようにしたところ、そ

れを自分で食べに来てくれるようになり、

 

リビングで子供のぬいぐるみに紛れて眠るようになり、

その子が眠っている時にそっと撫でると喉を鳴らすようになり、

 

起きてる時にその子に手を差し出すと

自分から寄ってくるようになり・・・。

 

 

そして今。

 

子供の布団で一緒になって寝ています。

丸くならずに仰向けで(笑)

 

 

子供はもう小学生ですが、うちの猫が

そんな性格だったとは全く覚えておらず、

どんなに言っても信じてくれません。

 

それだけ性格も変わったということなのだと思います。

 

 

うちの猫は性格的にも臆病でしたので、

かなりの時間がかかったんだと思います。

 

 

また、保護猫ということもありますし、

うちに来る前の人生もあり、それもあって

難しかったのだと思いますが、

 

決して無理強いせず、根気よく

愛情を持って接していけば

犬でも猫でも必ず心はつながるのだと思いました。